いびき×睡眠

いびき×睡眠

同室で寝ているパートナー、一緒に旅行している友人から「いびきがうるさい」と指摘された経験はありますか? 昨今では「迷惑をかけたくないから」と治療を希望して医療機関を受診する人も増えてきているようです。数年前に報道された電車事故をきっかけに、「睡眠時無呼吸症候群」という病気が知られるようになり、自分のいびきもそれが背景にあるのではないか、と心配する人が増えたからかもしれませんね。

いびきの発生は、入眠とともに上気道を構成する骨格筋の緊張がゆるみ、上気道が狭くなることで起こります。寝ているときはいつでもいびきをかく、という場合を「習慣性いびき」、疲れた時、飲酒をした時に限っていびきをかく、という場合を「散発性いびき」と言います。

いずれにしても、いびき=睡眠時無呼吸症候群、というわけではありません。が、密接な関係があることはたしかです。

睡眠時無呼吸症候群 この診断基準はご存じですか? 1時間に5回以上、10秒以上呼吸が止まった、もしくは弱まったかどうかだそうです。長く眠っていても疲れが取れない、日中に強い眠気を感じる方は一度受診を検討してみてもよいかもしれません。また最近では、この診断基準を満たしていなくても、ある程度頻繁にいびきをかくことで、健康を害する危険性があることも分かっているそうです。「いびきを週3回以上かいている人は、心筋梗塞のリスクが高い」というデータもあります。

また体形による影響もあります。肥満傾向は、首周りの脂肪により上気道を狭めます。顎が小さい、舌が大きい方などもいびきをかきやすい状態になります。
そして、あまり知られていないことですが、更年期を迎えた女性はいびきをかく割合が高まるそうです。女性ホルモンには上気道を開く筋肉の働きを活発化させる作用があり、閉経後女性ホルモンの減少によって、その作用が弱くなることが原因です。ホルモン分泌をどうこうすることは私たちにはできませんが、筋肉を強化することは日々の体操を通して行うことができます。

いびき対策としての舌トレーニングは効果があると言われていますので、ぜひみなさん挑戦してみてくださいね。けっこう疲れますよ~。

関連記事

PAGE TOP