骨盤の日×睡眠×脳×ボディ

5月28日は『骨盤の日』ですね。2017年に制定された新しい記念日です。ボディメンテナンス整体サロン「カラダファクトリー」などを運営する株式会社ファクトリージャパングループが、骨盤ケアの大切さを社会に広め、健康促進と予防に対する意識改革を啓蒙することを目的に制定しました。

ダイエット×睡眠
「骨盤」は身体のコンディションを左右する部分として、みなさんも気になるところの1つですよね。骨盤は三次元的な高い可動性かつ安定性が必要とされる部位です。身体の中心にあって臓器を守り、上半身から下半身へ、下半身から上半身へ動きをつなげていく要、また「骨盤」自体の動きが中心となって身体の動きが作られることもある重要な部位であり、その不具合は様々な症状につながります。

私は自分自身が妊娠出産を経験したことを機に、女性の身体について専門的に研鑽をし、長く産前産後の施術、トレーニング指導を担当してきました。捻じれている骨盤、開き気味の骨盤、逆に過剰にしまりがちな骨盤、前に傾いたり、後ろに傾いたりと、様々な状態の骨盤をみてきました。元々の骨格もありますし、骨盤から各部位をつなぐ筋肉もたくさんありますので、それらの筋肉の緊張度合いにより、いろいろな方向に引っ張られますし、女性の場合は月経周期のホルモン分泌や妊娠、出産による影響も受けます。

ダイエット×睡眠
そういう意味でも状態を崩しやすい骨でもありますので、「正常」という範囲は個々によって異なるとはいえ、自分の骨盤が今どのような状態になっていて、それが身体全体のコンディションとどのような因果関係があるのか、専門家の目で確かめておいてもらうことも必要かと思います。なんでもかんでも「骨盤」が原因とするのは、私はあまりお勧めできませんが、1つの原因として見直し、ケアしていくことは重要ですね.

そして、「骨盤」のケアをするにあたって、忘れてはいけないことがあります。それは「胸郭」のケアです。案外、みなさん忘れがち、というか気にしたこと自体ない、という方も少なくないかもしれません。骨盤の安定性に必要な筋肉と言えば一番有名なのは「骨盤底筋」ですね。

この筋肉、超インナーマッスルですが、身体の中心で他の筋肉と共同してユニットを作って動く筋肉なんです。そのユニットを組んでいるのは「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」です。イメージしてください。人間の身体の中心には胸郭(肋骨)の下向きの空洞と骨盤の上向きの空洞をつなぐ円柱があります。上の蓋は「横隔膜」、下の底は「骨盤底筋」、後ろの柱を「多裂筋」という小さな筋肉が幾つも縦に並んで構成し、ぐるりと横全体を囲むのが「腹横筋」です。これらは共同して動くので、どこかの筋を反応させるためには、他のインナーユニットの筋も働かせなければならないのです。

ダイエット×睡眠
そして筋を反応させるためには、筋肉がついている骨、関節をまず正常な位置へと調整する必要があります。骨盤を構成する骨や関節をケアすると同時に、胸郭を構成する脊椎、肋骨、もっと上の方まで含めると胸骨、鎖骨の調整をすることが大切です。「横隔膜」と「骨盤底筋」は特に連携していますので、脊椎の柔軟性が欠け、そこに連結している肋骨の可動性も乏しくなると呼吸による横隔膜の反応は小さくなります。そして、それが骨盤底筋の反応を弱くすることにつながってしまいます。

骨盤をどうにかしたい方は、まず胸郭のコンディションの見直しもぜひしてみてくださいね。ストレッチーポールは胸郭の柔軟性、安定性をつくるにはとてもいいトレーニング器具です。またヨガ、ピラティスなど呼吸をベースにしたトレーニングもインナーユニットの連携を強めるのにとても効果的です。胸郭のコンディショニングのためにトレーニングをしていたら、骨盤が閉まった、腰痛も改善した、なんてことはよくあることです。そして、呼吸機能を整えることは、夜の睡眠に必要なメラトニン生成を助ける「セロトニン」を活性化するスイッチになります。嬉しい効果ですね。

ダイエット×睡眠
気にしたことがなかった方は、これを機にぜひ一度セルフケアに挑戦したり、専門家のチェックを受けてみてくださいね。妊産婦さんの身体については6月7日の「母親大会記念日」にお伝えできればと思っていますので、お楽しみに。

関連記事

PAGE TOP