新たにスタートした回復スイッチコースについて

新たにスタートした回復スイッチコースについて

回復スイッチコースで大切にしている身体の考え方

当店では、日々の施術の中で「身体が本来持っている力を、無理なく引き出すこと」を大切にしています。

身体が本来持っている力とは、日々入ってくる刺激に対して適応していく力のことです。
この考え方を土台に、当店では新たに「回復スイッチコース」をご案内しています。

回復スイッチコースは、当店で予てから行っていた「クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)」に加え、新たに「θ波メソッド」という手技を取り入れたコースです。

脳疲労快復メディカルサイエンス・ジャパンの太田ゆりか先生の指導の下、神経機能学に基づいたアプローチ法として「θ波メソッド」を学びました。
クラニオセイクラルセラピー、θ波メソッド2つを融合した当店オリジナルのコースです。

この記事では、回復スイッチコースについて、できるだけ分かりやすくお伝えします。
効果を証明するための記事ではなく、なぜこの考え方を大切にしているのかをお伝えする記事です。

身体は、常に情報を処理している

私たちは、身体を次のように捉えています。

私たちの身体は、毎日たくさんの情報を受け取っています。
例えば、

  • 光や音
  • 暑さや寒さ
  • 身体に触れる感覚
  • 筋肉や関節の動き
  • 呼吸や心拍
  • お腹が空いたという感覚
  • 疲れや痛み

など、身体の内側と外側から常にさまざまな情報が脳へ送られています。

脳はそれらの情報を整理し、

  • 今は力を入れた方がよいのか
  • 身体を休ませた方がよいのか
  • 姿勢を保つ必要があるのか
  • 呼吸を変える必要があるのか

などを無意識のうちに判断しながら、身体の状態を調整しています。

処理しなければならない情報が多い状態が続くと、その調整がうまくいきにくくなる可能性があります。
その結果、

  • 力が抜けにくい
  • 呼吸が浅く感じる
  • 身体が休まりにくい
  • 痛みが気になりやすい

など、人によってさまざまな形で現れることがあります。


身体が受け取る情報と脳の働きについて

回復スイッチコースで行っていること

回復スイッチコースでは、身体を無理に変えようとは考えません。
私たちが大切にしているのは、身体が自分で調整しやすい状態をつくることです。

脳疲労とは心的ストレスによるものと考えられることが多いですが、前述したように環境から受ける感覚刺激、内臓の感覚から受ける刺激、身体のそれぞれの部分から受けとる刺激、それもすべて身体を調整するために脳が処理しなければならない刺激です。

そこに予測できない仕事や家庭の変化が積み重なることで、脳は継続的な負荷を受け続けています。

人はある程度の負荷に対応する力を持っていますが、その負荷が積み重なりすぎると、処理オーバーとなり適切な解釈、反応(アウトプット)がしにくくなることがあると考えられています。

私たちは、その処理オーバーになっている状態を脳疲労と捉えています。
そして、この手技による刺激が、そうした状態に一時的な余裕をつくる関わり方の一つになると考えています。

処理オーバーになっている状態に対して、脳が処理しやすい刺激を使う
これを回復スイッチでは大切にして施術を行います。

  • 一定のリズム
  • 一定の圧
  • 一定の間隔

この予測しやすい刺激を用い、身体が刺激を受け取りやすい環境をつくることを大切にしています。
その中で、身体の力の抜け方や呼吸の感覚などを確認しながら進めていきます。


予測しやすい刺激によって回復しやすい環境を考える

具体的には、姿勢を保つために常に働き続けている抗重力筋(体幹・背中・脚など、重力に逆らって身体を支えている筋肉)を中心に関わっていきます。
そして最後に頭蓋骨仙骨リズムを整えるアプローチを加えて行います。

施術中や施術後には、次のような感覚の変化を話される方がいます。

  • 緊張が緩み、身体の力が抜けたように感じる
  • 呼吸の感覚が変わり、解放された感覚になる
  • 頭の中に常にある考え事がおさまった

感じ方や反応には個人差があり、すべての方に同じ変化が起こるものではありません。

頭部・頸部から関わるクラニオセイクラルセラピーについては、こちらの記事でご紹介しています。

▶ 関連記事:クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)は怪しい?理学療法士が考え方と向いている方を解説

修了講座について

クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)

日本の第一人者である藤牧経乗先生(米国にてジョン・アプレジャー氏から直接指導を受け、ドーマン研究所にて11年勤務実績あり)主催のプロコース課程を修了しています。

θ波メソッド

脳疲労回復士である太田ゆりか先生主催の脳疲労快復メディカルサイエンス・ジャパン「脳疲労快復セラピスト課程」を修了しています。

脳疲労快復メディカルサイエンス・ジャパン

このような状態が気になる方へ

  • 呼吸が浅いと感じる
  • 気づくと身体に力が入っている
  • 朝になっても疲れが残っているように感じる
  • 考えごとが多く、頭や身体を休めにくい
  • 緊張しやすい
  • マッサージなどを受けても一時的にしか楽にならないと感じる

どのくらいの回数が必要か

1回の施術だけで、身体の状態を判断することはありません。
初回の反応だけでなく、その後の日常生活の中でどのように変化していくかも合わせて確認していきます。

刺激への反応や持続の仕方には個人差があり、必要な回数は、悩みの期間や生活環境、身体の反応などによって変わってきます。

回数を一方的に決めるのではなく、経過を共有しながら、一緒に相談して進めていきます。

私たちの臨床データからも、期間を空けて受けるよりも、短期間に集中して受けていただいた方が、変化を感じやすい傾向が見られています。

これは当店での臨床的な観察に基づくものであり、確立された研究結果ではありませんが、施術の間隔を考える際の目安として、経過を共有しながらご相談させていただいています。

なぜ回復スイッチコースを取り入れたのか

私たちは、これまで学んできた知識や技術を活かしながら、多くのクライアント様と向き合ってきましたが、その中には、既存の知識や技術だけでは、思うような変化につながりにくい方にも出会ってきました。

そうした経験を重ねる中で、脳、神経系から身体を捉えるための学びを広げてきました。

身体のコンディションは良くも悪くも、脳がさまざまな感覚、刺激を受け取って、それを解釈して出した反応。
自分を守るために出された反応です。

不調は何を守ろうとした結果起こっているのか、そもそも脳は正しく解釈できている状態なのか、それに対する答えを太田ゆりか先生の下で新たに学ぶことができました。

運動に取り組みたいという気持ちはあっても、日々の生活の中での脳の処理オーバーが起こっているためにレッスン中に集中しづらい方もいらっしゃいます。

そうした状態のまま運動を進めても、逆にストレス過多になり、緊張が増すことで、身体への負担が大きくなり、期待する変化につながりにくく、続けることが難しくなってしまうケースにも出会ってきました。

こうした経験から、すぐに運動を始めることが負担になる方には、まず身体の緊張や休まりにくさに着目し、その方が無理なく運動へ進める状態を一緒につくることが大切だと考えました。

脳の処理オーバーのサインの一つとして現れるのが「不眠」だと、私たちは考えています。

まずは眠れる身体づくり、寝れば寝た分回復できる身体づくりが最優先。
これがTukipisteの考え方です。

脳の処理オーバーの原因には「栄養不足」も大きく関わってきます。
これについては、また違うブログで投稿したいと思います。

▶ 合わせて読みたい記事: クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)は怪しい?理学療法士が考え方と向いている方を解説

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