「整体に通っても、肩こりがぶり返す」──デスクワーク の20代女性が、自分で肩こりをケアできるようになるまで

ことばの日×睡眠×脳×ボディ

整体に行った日は軽い。でも、また数日で戻ってくる。「私の肩こりは、もう付き合っていくしかないのかな」
⸺そんなふうに感じている方は、少なくありません。
こんなお悩み、ありませんか?

  • 整体やマッサージに通っても、肩こりがまたぶり返す
  • 運動やレッスンを試したけれど、なかなか続かない
  • 「体を動かすのは嫌いじゃないのに、自分は運動が苦手」と感じている

この記事では、実際にTukipisteに通われた、ある女性のケースをご紹介します。「色々試したけど変わらなかった」という方に、ひとつの参考になればと思います。

※これはお一人の体験です。変化の内容や感じ方には個人差があり、同じ取り組みで同じ結果が出る
ことをお約束するものではありません。ご本人の同意を得て、特定されない形でご紹介しています。

どんな方だったか

・年代・性別:20代・女性
・お仕事:接客業(デスクワーク中心)
・主訴:整体に通っても、肩こりを感じてしまう
・これまでためしたこと:整体、地域のスポーツクラブ、マシンピラティス

「体を動かすこと自体は好き」。けれど、学生時代に運動部の経験がなく、ご本人いわく“運動音痴”。
そのため、せっかく始めても動きがうまくつかめず、続かない⸺。そんな繰り返しの中で来店されました。

「整体に行けばその日は楽。でも戻る」「運動はしたいけど、自分にはハードルが高い」。この両方を抱えている方は、とても多いです。

なぜ、整体に通っても戻っていたのか(私たちの見立て)

Tukipisteは整体院ではなく、理学療法士(体の専門職として国家資格を持つリハビリの専門家)が運営するコンディショニングラボです。
私たちはまず、肩そのものをほぐすのではなく、「なぜ、その肩こりが起きているのか」を体の動きから評価することから始めます。
この方の場合、見立てとして大きかったのは次の2つでした(断定ではなく、評価から導いた可能性としての見立てです)。

1. 関節が動く範囲(可動域)が、本来より狭くなっていたこと。動ける範囲が狭いと、その分を肩まわりが肩代わりしてしまいます。
2.「自分の体が今どうなっているか」を脳が把握する感覚(私たちは“ボディマッピング”と呼びます)が、ぼやけていたこと。
ここが曖昧だと、力を抜いていい場面でも、知らないうちに肩に力が入りやすくなります。

整体で一時的に楽になっても戻っていたのは、この「動かし方」と「体の感覚」の部分が手つかずのままだったから、と考えられました。

肩こりが戻る仕組みについては、こちらの記事で詳しくお話ししています。
▶ 関連記事:何年も戻る肩こりを、理学療法士はどう見ているか

Tukipisteでの取り組み

いきなり追い込む運動はしません。この方が「自分でコントロールできる範囲」で、少しずつ進めていきました。

通い方(おおまかな流れ)
・最初の約3か月:月1回の「施術」+月1回の「運動」(月2回ペース)
・4か月目以降:調子が良い日は、施術の枠を運動に切り替え。運動2回でも、肩こりの症状を抑えられる日が増えていきました。

「ずっと施術に頼り続ける」のではなく、ご自身で扱える体に近づくほど、運動の比重を増やしていく。
これが、私たちが目指す進め方です。

具体的に行ったこと
・施術:硬くなって動きにくくなっていた各関節の「動く範囲」を広げる。
・体の感覚を呼び覚ます:その関節が「今どこにあって、どう動いているか」を、ご本人が感じ取れるようにサポート(ボディマッピングの活性化)。
・一緒に動く練習:施術台の上で、少しずつ一緒に動かす練習を開始。タイミングを見ながら運動量を増やす。
・段階的にレベルアップ:あお向け → 四つ這い → 膝立ち → 立位、と、ご本人がコントロールできる範囲で動きのレベルを上げていく。

運動が苦手な方でも、「自分で扱える」ところから一段ずつ進めるので、置いていかれません。結果として、日常で肩こりの症状が出ても、ご自身でケア・対処できる術を、少しずつ手にしていかれました。

ご本人が感じた変化

変化は、数値ではなく「体感」として現れました。
最初のうちは、「肩こりを感じたら、体の使い方を直す」という流れだったそうです。ところがある日、症状を感じるに、自分で体を動かして対処していることに気づいたといいます。
ご本人の言葉を借りると――
「気づいたら、症状が出る前に自分で動かしていて、自分でもビックリしました」
“ほぐしてもらって戻る”という受け身の状態から、「自分の体が今どうなっているか分かるから、こじれる前に自分でかわせる」という状態へ。これは、私たちが大切にしている「”できる”だけでなく”使える”体へ」という考え方が、日常に根づいた一例だと感じています。

※変化の現れ方・感じ方には個人差があります。

このケースから見えること

整体に通っても肩こりが戻っていたのは、ご本人の努力不足ではありませんでした。
「動かし方」と「体の感覚」という、まだ手をつけていなかった部分が残っていた――
ただ、それだけだったのかもしれません。そして、運動が苦手でも大丈夫です。
大事なのは、ハードに追い込むことではなく、自分で扱える範囲から、体の感覚を取り戻していくこと。
その積み重ねが、「自分でケアできる体」に近づいていきます。

まずは「お体の状態チェック」から

Tukipisteでは、まずカウンセリングと評価で「あなたの肩こりが、どこから来ているのか」を一緒に整理するところから始めます。
運動が得意かどうかも、まったく問題ありません。今のあなたが扱える範囲から、一緒に進めていきます。

はじめての方へ|お体の状態チェック&方向性のご提案(30分)
整体や運動を試しても戻ってしまう方へ。
今のお体の状態を評価し、何から始めるとよいかを一緒に見立てます。
「これって相談していいのかな?」という段階で大丈夫です。

長野市・理学療法士運営のコンディショニングラボ Tukipiste
「がんばって動かす体」から「自然に動ける体」へ。

公式LINEで相談する(お体の状態チェックのお申し込みもこちら)

▶ 関連記事:何年も戻る肩こりを、理学療法士はどう見ているか

※本記事は、ご本人の同意を得て特定されない形でご紹介した個別の体験であり、特定の効果や改善を保証するものではありません。変化の内容や感じ方には個人差があります。私たちはコンディショニングの専門であり、病気の診断・治療を行う立場ではありません。強い痛みやしびれなどがある場合は、まず医療機関にご相談ください。

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